めまい|メニエール病について|竹之内耳鼻咽喉科

  • HOME
  • めまい|メニエール病について|竹之内耳鼻咽喉科

めまい

メニエール病について

ああああ

「めまい」イコール「メニエール病」ではありません。
メニエール病は、50歳代から60歳代の女性に好発します。まじめ・几帳面で、精神的・肉体的疲労、ストレス、睡眠不足などの状態の方に多く現れる傾向があります。

原因

不明。病気の本体は、内耳の水ぶくれ状態(内リンパ水腫)。

主な症状

・回転性めまい:グルグル回るめまい
・難聴:聴力低下(特に低音)、耳の中が詰まった感じ
・耳鳴り:金属音、低音が耳の中で鳴る

治療法

薬剤治療が主体となりますが、水分接種療法、有酸素運動などを併用する場合もあります。
「メニエール病」は、早期の診断と治療が重要です。病気が進行する前に治癒することで難聴の悪化、身体のバランス感覚の乱れなど、未然に防ぐことができます。一度、専門の医師にご相談ください。

メニエール病と良性発作性頭位めまい症の違いについて

メニエール病と「良性発作性頭位めまい症」は、異なる病気です。メニエール病は、特定の頭の向きでめまいが起こるわけではなく、「良性発作性頭位めまい症」は、特定の頭の向きでめまいが起きることがあります(寝たり起きたり、下から上を向く時など)。また、メニエール病は、耳鳴り、難聴をともなうことが多いのですが、「良性発作性頭位めまい症」は、通常耳鳴り、難聴をともないませんし、約一ヶ月ほどで自然に治癒する場合もあります。メニエール病の発作は、安静が一番効果的な対処方法ですが、「良性発作性頭位めまい症」は、寝ているとさらに症状が長引くケースもあります。

「良性発作性頭位めまい症」の原因は、耳石が半規管に入り込み、リンパ液の流れを妨げたりする耳石の異常で起こると言われています。メニエール病は、前庭の中の内耳にリンパ液が増えすぎて起こります。「良性発作性頭位めまい症」の場合、治療法としては理学療法にて違う場所にある耳石を元の位置にもどすこととなります。この方法で80%の方は症状の改善があります。当院では診断をし適応があれば、その場で理学療法を施行させていただきます。また、めまい体操の指導もさせていただきます。

めまいの症状でご来院の際は

1 めまいの起きる時間・動作・姿勢?
2 症状(ぐるぐる?ふわふわ?)
3 吐き気・耳鳴り・難聴の有無
などの内容を医師にお伝えください。
上記のような症状が一ヶ月以上も続く場合、「良性発作性頭位めまい症」以外の疾患であることも考えられます。

お問い合わせ

竹之内耳鼻咽喉科に関するお問い合わせはこちら

TEL:075-431-8474

お問い合わせ